歌帳

日々の思いを歌にこめて

箱庭

箱庭の中で毎日過ごしゆく自分の姿ふと湧き上がる

 

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虫の音

どこまでも虫の音響き澄んでいく心に映る古の町

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通過駅

誰かには大切な場所に違いないありふれているこの駅前も

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鏡の前で

思い切り悪ぶってみる所詮ただ何をやっても私は私

敵役然として顔引きつらせ人には見透かされまい私

鏡面に映し出される姿をば自分自身と信じてはない

おそらくは自分自身もわからないそれが自分の姿というもの

撮影

頼まれたカメラで若いカップルの明るい笑顔の時を写して
男には彼の思いの女には彼女の思う笑顔があるか