歌帳

日々の思いを歌にこめて

晴着

振袖をぎこちなく着て微笑んで化粧の過ぎる教え子に会う

いろいろとつらいこともあるんです。さらりと言った教え子二十歳

それだけが人生なんじゃないんだと言おうとしたが言い切れなくて

大学は面白いんですという声のあまり弾んでいない気がして