歌帳

日々の思いを歌にこめて

鏡の前で

思い切り悪ぶってみる所詮ただ何をやっても私は私

敵役然として顔引きつらせ人には見透かされまい私

鏡面に映し出される姿をば自分自身と信じてはない

おそらくは自分自身もわからないそれが自分の姿というもの

故郷の公園

公園の此処彼処には隠れてる思い出たちの記念碑がある
古び行く彫刻はただ立ち続け過ぎ行く人を見守るごとく
水鳥の何種類もいてそれぞれの向かうべき場所向かっていきる
この場所にまた来ることはきっとある今の自分と違う自分が